修学旅行へ行く夢を見た。
私は1人で行動しており、いい感じの建物に入ったり道に迷いつつ、グループで行動している同級生とすれ違いながらほっつき歩いていた。
そんな中、たまたま鉢合わせたディズニー好きな中学時代の友人に一緒にディズニーシーへ行こうと声を掛けられた。断る理由も無いので着いて行くと、大きめの吊り橋を渡ることになった。
その吊り橋はとても高く、橋の下はガチで海だった。
確かに橋の向こうにパークのようなものが見える。夢の中なので特に疑問を感じないまま友人と吊り橋を渡る。
ディズニーシーへ向かう同級生や観光客も吊り橋を渡っていた。かなり丈夫でデカめな吊り橋なんだろう。見た目はお手本のような木製の吊り橋で、すごい橋だなーとぼんやり考えていた。
周りの観光客がパレードが始まってると騒ぎ出し、ふと海の方へ視線を落とすと、フロートのようなものが幾つかとキャスト、ディズニーのキャラクターが愉快な曲に合わせて海に浸かりながら歩いていた。
吊り橋が高すぎるのかフロートがお団子1粒くらいの大きさに見えて何これ?と思った。
海に浸かりながら歩くティガーがジムのプールで歩いてるおじいちゃんみたいに歩いていて印象深かった。フロートよりティガーの方がデカかった。夢の中ガバガバ縮尺。
しばらく歩いていると、海が広がっていたはずの場所左側だけに突然地上が現れ、ちゃんとした大きさのフロートが闊歩していた。俺の夢、ガバすぎ!?
フロート眺めながらしばらく歩いていたら、右側にマリオが来る!と聞こえてきた。ちなみに左側は地上になったが右側はまだ海だ。ディズニーにマリオが来るってすごい!やばい!と騒ぐ人間たち。私もどんな風にマリオがこの海へ来るのかワクワクしていた。
すると人間が3人くらい飲み込めそうな赤色クソでか魚が向こうから跳ねて来る。なんだなんだとザワつく吊り橋の上の人間たち。クソでか赤色魚が橋に近づいて一段と大きく跳ねる。口を大きく開き、こちら側へ顔を向けると口の中にマリオが居た。クソでか赤色魚の口からデカいマリオの顔が覗く。その異様さに私はSAN値チェックが入りかけたが、周りの人々が口を揃え叫んだ。
タイマリオだ!!
鯛のマリオ、鯛マリオ。
私はただ呆然とその場に立ち尽くしていた。
おわり